きっかけ
ドラマ「ソロ活女子のススメ」
このブログでは度々登場しているドラマ「ソロ活女子のススメ」。
(1話30分で基本的に1話完結で見やすいので、見ていない方は是非!)
このドラマの4期8話は、主人公がグランピングで焚火をする話でした。
お恥ずかしながら、私はこのドラマで「グランピング」というものを初めて知りました。
そして、影響されやすい私はドラマをみて
「私もグランピングで焚火をやりたい!」と思い、
ソログランピングを決行しました。
場所は「星降る高原キャンプ場」!峰山高原ホテルリラクシア
1人からも予約ができる
ソロでグランピングする上で一番の壁は
「そもそも1名では予約ができない」ということです。
(最初、ドラマと同じところを予約しようとしたのですが、そこも「2名から予約可能」でした・・・)
しかし、峰山高原は1名からでも予約可能!
そして、焚火もできるとのことで私の初グランピングはここに決定。
峰山高原へLet‘s GO!
姫路駅から電車で寺前駅へ

まずは、新幹線で姫路駅へ行ってから、電車に乗って寺前駅に行きました。
寺前駅の路線はローカルでドアの開閉がボタン式でした。
東京の電車に慣れている私にとっては、衝撃!
ドキドキしながらボタンを押して寺前駅に降り立ちました。
寺前駅からバスで峰山高原へ

土日の場合、寺前駅から峰山高原行きのバスが出ています。
1時間に1本で尚且つ土日ということでバスは混んでいると思っていたのですが、
時期の問題か、私のほかに乗客は登山姿の男性と関西のお姉さま方グループだけでした。
関西のお姉さま方の賑やかな話し声をBGMに40分程で峰山高原ホテルリラクシアに到着しました。
チャックイン前にの「ノルウェイの森」の散策
峰山高原は映画「ノルウェイの森」の舞台

峰山高原は「ノルウェイの森」の舞台です。
ということを私は現地で知って驚愕!
(行く前にちゃんと調べろよと思った方、すみません・・・。結構無計画で突き進むのが私なのです。)
チャックインまで1時間程度時間があったので、時間つぶしに行ってみました。
整備されていること思いきやほぼ獣道、というか森

最近はアニメの聖地巡礼ということで、そこが観光スポットになることはよくあります。
そのため、ここもそのような場所で、人が行きやすいように整備されていると思って、結構軽い気持ちで向かいました。
しかし、結果からいうと結構ハードな散策となりました。
ハードといっても、「距離が長い」「道が険しい」という体力的な面ではなく、
「道がわからない」という精神的面です。
リラクシアには道のりが描かれたマップが用意されていたので、それに沿って進んでいたのですが、
なぜか、途中から道が消失。
恐らく、あまり人が通らないため、以前あった道に草が生えて結果今は道がない状態になっているのだと思います。
(「ノルウェイの森」が公開されたのは2010年とのことなので、仕方ないといえば仕方ないです。かくいう私も「ノルウェイの森」はタイトルしか知らないです。)
マップと自分の方向感覚、そして所々にある人口物(ベンチや小屋)を頼りに突き進みました。
なんとか撮影地に到着!

途中、蛇にビビり、虫にビビり、ただの風の音にビビりながらなんとか撮影地に到着しました。
(人が私以外いなかったため、マジで自分は遭難しているじゃないかと思わせる道のりでした。)
流石に、撮影地付近は道が石畳になっているため、安心して散策することができました。
といっても、道の最後に、ぼろぼろの橋がでてきて
「これ渡って大丈夫なやつか・・・」とビビることになったのですが・・・
チャックインして、グランピングする小屋へ!

4名で使用できる小屋なため、1人だと広々!
グランピングの施設は最大4名で使用できるところでした。
そのため、1人だととても広々としていて快適でした。
ベットも4つあるため、使いたい放題です!
(まあ、使ったのは1個だけでが・・・)
また、冷蔵庫もついているため、
飲み物を冷やすこともできます。
そのほかにも、Wi-Fiやアメニティ(歯磨き、カミソリ等)、
そして、なんとウェルカムドリンクつきというサービス付き。
「私はホテルに泊まりに来たのか・・・」
という思わせるほどサービス充実していました。
ただ、トイレや洗面台は流石にないため、
トイレに行きたいときは、外にある共用トイレに行く必要があります。
また、お風呂はホテルの大浴場を使うことができます。
(タオルは受付で貸し出してくれます。)
ニジマス釣りを体験

リラクシアにはアクティビティが豊富
リラクシアには、様々なアクティビティがありました。
ガラスらんたん作り、サイクリング、アスレチックなどなど。
その中で私が体験したのはニジマス釣りです。
ニジマス釣りは2000円で体験することができ、
竿などの道具を借りて、最大4匹まで釣ることができます。
(ただ、1人だと割高感は否めませんでした・・・。)
釣り堀に行き、ニジマスを捕獲

「初心者でも簡単」という文言があったため、
施設の人が教えてくれるのかと思いきや道具一式を渡され、放置。
人生で釣りをやったことのない私は、思考錯誤しながら、釣り堀で格闘すること30分。
なんとか、2匹釣ることができました。
道具を渡されて放置されたときは、「マジか・・・」と思いましたが、
終わってみると思考錯誤しながら釣ったほうが釣れた時の喜びは大きいので、
総合的に良い体験でした。
追加料金を払い、魚を塩焼きに

釣ったはいいがどのように調理すれば良いかわからない私は1匹200円、計400円払い塩焼きにしていただきました。
ただ、結果から言うと自分で釣った魚に串をさして、施設の人がそれを塩を振って焼いただけなので、
正直自分で焼いたほうが良かったと思いました。
なにはともあれ、
焼いた魚は、苦労して釣ったという相乗効果もありおいしかったです。
飯盒炊飯体験

小学生以来の飯盒炊飯!その味は・・・
リラクシアでは、無料で飯ごう炊飯体験ができました。
30分うちわで仰ぎ続け、なんとか炊くことができました。

その味は、・・・
正直おいしいとは言えなかったです。
なぜかというと、私が炊きすぎてしまったのか、めっちゃパサパサで、お米も硬かったからです。
ボタンを押すだけでふわふわのお米を炊いてくれる炊飯器のありがたさを実感しました。
また、お米の量は複数人参加する前提なのか、2合と4号からしか選べません。
そのため、1人で参加した私にはお米の量が多く、お腹がパンパンになってしまいました。
「星降る高原キャンプ場」の名に恥じぬ満点の星空
ネットでも「星が綺麗に見える」と唄っていたため、期待していた星空でしたが、
結果想像の倍以上の星が空を埋め尽くしており、衝撃を受けました。
星が数千億個あるということを実感しました。
ただ、上を見すぎて首が結構疲れたため、
次回来るときは寝ころびながら見られるようにシートを持ってこようと思いました。
夜は想像の倍冷え込む
私が訪れたのは9月中旬だったのですが、夜は想像以上に冷え込みました。
リラクシアではベンチコートを貸し出してくれたため、ある程度寒さは防げましたがそれでも手先が冷えてしました長い間星空を観察することが難しかったです。
そのため、秋以降に行く場合は、手袋やもこもこの靴下などを持参することをお勧めします。
朝の散歩

グランピングの際にやってみたかった早朝の散歩!
山を少し上って朝日を観察しました。
尾根が絵画のように綺麗に見ることができ
早朝から気分最高でした。
ただ、寒いかなと思いベンチコートを着ていったのですが、
山登りで体温があがったことで暑くなり、手に持つはめになりました。
山登りの服装は「最初は少し寒いぐらいた丁度良い」ということを学びました。
焚火リベンジ
「あれ、焚火初めてじゃないの?」と思った方、
実は私昨日の夜一度焚火に挑戦したのです。
しかし、結果惨敗。
着火剤(ろう)に火がつけば勝手に木に燃え移って、焚火が完成するだろうと思った私は着火剤に火をつけてそのまま放置。
結果、気が付けば火は消え、最初のままの状態の薪がそこに置かれているだけでした。
夜の二の舞はしない!まずは、針葉樹の小枝を集める
「焚火は、細い薪に火をつけ、そこから徐々に太い薪に火を広げる」
「針葉樹は火がつきやすいので、焚き始めに良い」
Youtubeで上記情報を得た私は、早朝の散歩のついでに松ぼっくりの小枝を入手。
着火剤の周りにそれらをある程度隙間をあけながら配置し、いざ着火!
着火剤に火つけてからは、目を離離さず風を送り続ける
「焚火は酸素が命」
これもYoutubeで学びました。
そのため、火をつけてからも油断せず、うちわ代わりの紙皿で仰ぎ、焚火に酸素を供給し続けました。
結果は・・・

焚火成功!!!!!!!!
最初は小枝が火つき、その後太い薪にも火がつきました。
パチパチという薪が燃える音が、疲れた体にしみわたります。
ご褒美の焼きマシュマロを堪能

これもやってみたかったことの一つ、「焚火で焼きマシュマロ」!
リラクシアの売店にはそんな私のような人向けに串にささった「BIGマシュマロ」(100円)が売られていました。
それを買い、早速焚火で焼いていきます。
テンションが上がって、つい焼きすぎてしまいましたが、
それでも外はカリッ、中はフワッでグランピングの最後を飾るのにふさわしい、最高の一品でした。
感想
施設のサービスが充実している
リラクシアはサービスが充実していたため、グランピングが初めての私でも不自由なく過ごすことができました。
例えば、リラクシアでは無料でベンチコートの貸し出しがあります。
そのため、秋の冷え込む夜も外で星空を楽しむことができました。
そのほかにも、以下のものが無料で借りることができます。
- ライト
- 天体観測グッズ
- ヨガマット
また、グランピング利用者は好きなだけ野菜をもっていってよいというサービスもあります。
私もサツマイモ、ジャガイモ、かぼちゃをもらいました。
そして、焚火を楽しみたいという方向けに売店には「薪」「着火剤」「マシュマロ」が売っているため、手ぶらで焚火を楽しむことができます。
防火グローブを買っててよかった
ソロ活女子のすすめで
「焚火をやるには防火グローブは必須」
とあったので、とりあえず事前に通販で以下の購入しました。
結果、ドラマの通り耐熱グローブは持って行ってよかったです。
焚火は近くによると想像以上に厚く、火に慣れていない私は流石に素手で火のついたところに薪をくべることはできませんでした。
しかし、このグローブを付けることで熱さに怯えずに、安心して焚火を楽しむことができました。
もう少しゆったりすれば良かった
これは私の貧乏性のせいかもしれませんが、
グランピングでは少し時間に追われすぎてしまいました
「せっかく、普段と違うところにきたのだから全力で楽しまなければ!!!」
となぞの義務感にかられ、ニジマス釣り、ハイキング、飯ごう炊飯と色々詰め込んだ結果
ずっと時間に追われてしまったからです。
そのため、次回のグランピングでは
「時間を効率よく使う」
「何かしなければもったいない」
ということは忘れて、ただただのんびり過ごすことを意識しようと思います。
朝の焚火も良かったが、夜の焚火も堪能したい!
今回惨敗した夜の焚火。
次回は今回の経験を活かし、夜の焚火を成功させます!
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