きっかけ
ふと自分が駄菓子をあまり食べたことがないことに気づく
私の好きなドラマ「ソロ活女子のススメ」の中で主人公が駄菓子屋に行く話がありました。
それを見た時に自分があまり駄菓子を食べたことがないことに気づきました。
駄菓子には「名前は知っているが食べたことはないもの」が多い
駄菓子をあまり食べたことがない私ですが
「ココアシガレット」「タラタラしてんじゃねーよ」等
名前だけは知っているものなら結構あります。
というのも、アニメのキャラクターが作中で食べているところも何度も見たことがあるからです。
特にココアシガレットはたばこ好きキャラクターが禁煙のために食べているシーンはアニメではよくある定番の流れです。
けれど私はそれらを食べたことがなかったため、
アニメやドラマにでてきたそれらが
実際はどんな味をしているのか気になっていました。
駄菓子を調達しに駄菓子へ!
駄菓子をあまり食べたことがないことから想像できるかも知れませんが
私は「駄菓子屋」というものに行ったことがありませんでした。
そのため、いい機会なので駄菓子屋にいってきました。
昭和にタイムスリップ!台場一丁目商店街

私がいった駄菓子屋はお台場にある「台場一頭目商店街」です。
ここは昭和30年代の日本の下町を再現したアミューズメントパークで、
駄菓子屋だけでなく、レトロなおもちゃを扱う雑貨屋、射的、金魚すくい、型抜き、お化け屋敷など
昔ながらの懐かしいもので溢れています。
お台場の観光スポットの1つなため、
土曜日にいったのですがすごい人でした。
では、ここで調達した駄菓子たちを実食していきます!
No.1 ココアシガレット

実はこれを食べるのが私の一番の目的でした。
アニメだと「煙草を吸っていると思いきや実はココアシガレットだった。」という定番の流れがあります。
そのため、名前は知ってるのですが、実は食べたことがなくどんな味をしているのかずっと気になっていました。
ミンティアみたいな爽快感
味はミントが強く、食べた後もスーッとした感覚が口の中に残りました。
お菓子というよりもミンティアとか眠気覚ましや口直しに食べるものに近いです。
パッケージにも「オリオン株式会社はあんたの禁煙を応援します。」とあるくらいなので、
禁煙したい人が口寂しいときに食べるように設定されているのではないかと思います。
No.2 タラタラしてんじゃねーよ

一度聞いてら忘れられないような印象的な名前なため、これも味が気になっていました。
お菓子というよりお酒のおつまみ
見た目はスルメを小さい正方形にした形状でした。
私が買ったものがエスニック風味激辛味だったため、1粒でも辛みを感じました。
子供が好んで食べるというよりも大人が酒のつまみにするものという印象を受けました。
ちなみにいい機会なので名前の由来も調べてみました。
なんでも原料1つである鱈(タラ)と「タラタラしてんじゃねーよ」という言葉をかけたものだそうです。
No.3 カットよっちゃん

これは正式名称より「よっちゃんいか」という名前のほうがピンとくる人が多いと思います。
わたしも「よっちゃんいか」を食べてみようと思い、探したらパッケージにかかれている名称が違くて驚きました。
「イカ」だからてっきり白色だと思っていたら・・・
驚きなのはその見た目!
てっきり真っ白いスルメがでてくるとおもったのですが、色は真っ赤でした。
また酢の匂いもとても強かったです。
おそるおそる食べてみると食感はやわらかく、少しピリッと感じました。
見た目のかわいらしいイカの少年に騙されましたが、
これも子供向きの食べ物ではないと感じました。
No.4 ミニコーラ

昔どこかのお菓子屋さんで見たことがあるのですが、
今まで食べる機会がなかったコーラの缶を模した駄菓子です。
つい集めたくなるパッケージ
ミニコーラの中には小さいラムネが入っており、
名前と見た目どおりコーラ味でした。
正直に言って味は普通のラムネと変わりませんでした。
しかし、これの魅力は味よりも見た目の可愛さだと思います。
うまく言葉では説明できませんが、ミニチュアなどについ惹かれてしまうのと同じものをこのパッケージから感じます。
No.5 BIGカツ

所詮はただのお菓子と思っていたら・・・
食べてみると想像以上に「カツ」でビックリ!!!!!
厚さがないですが、それ以外の見た目、匂い、味がカツそのものでした。
「カツをギュッと平たく圧縮したもの」という印象を受けました。
ただ、言語化が難しいのですがやはりどこか本物のカツとは違うと感じるとところがあり
食べていると無性にカツ丼を食べたくなりました。
No.6 蒲焼さん太郎

BIGカツの後だったので期待して食べたら・・・
正直これは「ウナギ」というより「スルメの醤油風味」という印象を受けました。
そこまでウナギを食べたことがあるわけではないのですが、
これからはあまりウナギっぽさを感じませんでした。
パッケージの後ろには「魚のすり身にイカ味を混ぜ合わせ板状にし、そのあと醤油、みりんなどで味付けした」とか書かれており、
「スルメの醤油風味」という印象は間違っていなかったのだと思いました。
No.7 甘いか太郎

これは名前すら知らなかったため少し趣旨とずれるのですが、つい駄菓子屋で目に留まり買ってしまいました。
甘みがあり食べやすい
ここまで、「タラタラしてんじゃねーよ」「よっちゃんいか」と食べてきて
私は自分がそこまでスルメがすきではないということに気づきました。
というのも、スルメ系の食べ物は大人向けの味付けがされており
単体で食べるというよりもお酒と一緒に食べたらおいしいだろいうというものが多かったです。
ただ、これは甘いタレがついていたため、お菓子という印象がつよく
甘党の私でも食べやすかったです。
ただ、甘いといってもチョコのような甘さではなくみたらしを薄く塗ったようなほのかで優しい甘みでした。
番外編1 ミックス餅

これは珍しく私が食べたことがある駄菓子だったため、駄菓子屋に行ったら絶対に買おうと思っていたものです。
※中身がぐちゃぐちゃになってて申し訳ないです。
小さい頃、なぜかわからないのですが、この小さなグミみたいなものをワクワクしながらつまようじで刺して食べていた記憶があります。
久しぶりに食べてみと・・・
久しぶりに食べて思ったことは
「思いのほか甘みが薄い」ということです。
てっきりしっかりとした甘みがあるものだと思っており、
少し物足りなさを感じました。
もしかすると、コンビニスイーツ等味がしっかりとついたものばかり食べたことで
舌がその味で慣れてしまったのかなと思いました。
番外編2 フエラムネ

これは駄菓子屋にいったら懐かしくてつい買ってしまったものです。
子供の頃、めちゃくちゃこれでピーピー音を出していました。
味は普通のラムネ
食べてみると味は一般的なラムネと同じでした。
しかし、これを口にくわえるとなぜか吹いてみたくなるのはなぜでしょうか・・・
感想
駄菓子はどちらかといえば大人向けの食べ物
今回駄菓子を食べて思ったことは、駄菓子は「お菓子」とついているがどちらかといえば大人向けだということです。
食べたものがスルメ系統のものが多かったせいかもしれませんが、
味はすっぱかったり、渋かったりと大人向けのものが多かったです。
そのため、駄菓子を食べているとどうしても「お酒のお供」と感じてしまいました。
味が「薄い」
駄菓子の味はどれも良く言えば「優しい」、悪く言えば「薄い」ものが多く、少し物足りなさを感じました。
私がそう感じた原因として人工甘味料が多く使われたお菓子に慣れてしまっていることがあるのではないかと思います。
最近のお菓子は研究に研究を重ね、人が虜になるような味になるように企業が創意工夫を施しています。
結果、糖分や人工甘味料が多く使われ、味もしっかりとしたものが多くなっていると感じます。
それら「刺激」の強いものに慣れてしまったため、駄菓子の「優しい」味だと舌が満足できなくなってしまったのではないかと思いました。
コメント