【ソロ活日誌1】東京国立博物館-教科書で見たものを「見に行く」-

ソロ活

きっかけ

ドラマ『ソロ活女子のススメ3』第10話

引用:東京国立博物館広報室の投稿(X)

東京国立博物館に行った理由は私の好きなドラマ『ソロ活女子のススメ3』第10話で主人公・五月女恵(さおとめめぐみ)が行っていたからです。

このドラマは2025年5月時点でシーズン5まで放送されるほどの人気ドラマです。
このドラマは好きな時に好きな場所へ行き、ひとりの時間を楽しむソロ活女子である主人公・五月女恵(さおとめめぐみ)がソロ活を通して変化していく物語です。

「人付き合いが苦手」「自分自身を変えたい」「一人の時間を楽しみたい」と思っている人は是非見てください!

ドラマによって、博物館へのハードルが下がる

私は「博物館」というものに興味すらなく、出かける際の候補地にもあがったことがありませんでした。
また、「博物館=日本史・世界史」というイメージがあり、高校の社会が赤点ギリギリだった私はどこか苦手意識がありました。

しかし、そんなわたしでもわかるほどの国宝などが東京国立博物館には展示されていることをドラマで知りました。

「写真で知っている」だけじゃもったいない

ドラマで主人公は「教科書で見たものを見る」というテーマで東京国立博物館に行っています。
それをみて私は「確かに写真でしか知らないというものが多い」ということに気づかされました。

主人公が日本史赤点ギリギリだった私ですら知っているようなものを生で見ている様子をみて
自分がとても損をしているのではないかと思いました。

「長い人生で写真でしか見たことがないものがあるなんてもったいない」と感じ、国立博物館に行くこと決意しました。

いざ、東京国立博物館へ!

東京国立博物館は上野駅から歩いて5分程度でつきます。

引用:上野恩賜公園施設紹介

公園の中を通るルート(画像オレンジ線)と公園の外を回っていくルート(画像青い線)があります。
ただ、オレンジのルートは上野動物園への道と一緒なため、ものすごく人がいました。
私は日曜日の9:30くらいにいったのですが、オレンジのルートは動物園へ行く人で溢れていました。
そのため、東京国立博物館に行く際は人が少ない青いルートをおすすめします。

チケット販売機は長蛇の列!ネットでの購入がおすすめ

東京国立博物館の入館チケットは現地でも買えるのですが、ものすごく人が並んでいました。
おそらくチケット購入までに数十分はかかってしまいます。

チケットは「アソビュー」というオンライン上で2か月前から買えるため、できるだけネットで買える人はそちらをおすすめします。
私は行きの電車のなかでチケットを購入したため、すんなり入館することができました。

まずは、メインである本館からスタート!

ドラマのロケ地で有名な階段がお出迎え

本館に入るとすぐ「半沢直樹」などのロケ地で使われた階段が出迎えてくれます。

私は「ソロ活女子のすすめ」でここがロケ地で多く使われていることを知りました。
確かに、「国会」や「銀行」といわれても納得できる重厚感がありました。

デカさと神々しさに圧倒!-彫刻エリア-

1階には彫刻エリアがあったのですが、入ってすぐにある金剛力士像に圧倒されました。
歴史が苦手な私でも名前くらいは知っている像ですが、生でみるとデカさと威圧さが段違いでした。

個人的に私がこのエリアが一番印象に残りました。
なんといっても生でみる彫刻の迫力と神々しさがずっと忘れられません。

しかも、それらが全部人の手で作られているという事実が信じられませんでした。

「梅鉢紋蒔絵伏籠」で昔の人のオシャレを知る!-漆工エリア-

漆工エリアで一番印象に残ったのは、上記写真の「梅鉢紋蒔絵伏籠」です。
これは、着物を被せて、真ん中で香をたくことでその匂いを着物につける道具だそうです。

現在でも香水やスプレーなどで自分から良い匂いがするようにする感覚が残っていますが、
それは昔の人にも共通していたのだとわかりました。

「花籠形釣香炉」のグッズ化希望!-金工エリア-

続いて、金属工芸品が展示されている金工エリアに行きました。
ここで一番印象に残っているのは写真の「花籠形釣香炉」です。

なんといっても鳥がリアルでかわいすぎました。
お土産屋さんでこの商品のポストカードなどを探したのですが、残念ながら見つかりませんでした。

次に平成館へ!

教科書でみたことのある土偶や埴輪が沢山!-日本の考古エリア-

平成館では、縄文時代や弥生時代のものが多く展示されていました。
なかでも、沢山の土偶や埴輪には圧倒されました。

教科書で見たことがあるハート形土偶もみることができました。
ただ、残念ながら一番有名な片足がない土偶(遮光器土偶)は見ることができなかったため、次の楽しみとっておきます。

「ソロ活女子のすすめ」や展示にも説明があったのですが、縄文土器はデザインに趣向を凝らした「見た目重視」である一方、弥生土器は洗練された「実用性重視」ということが展示をみているとよくわかりました。

「新版画」というジャンルを知った企画展示

平成館では企画展示が開催されており、そこにも立ち寄ってみました。

正直、私は絵にはあまり(というよりまったく)興味がないため、この展示にもふらっと立ち寄ったという感覚でいきました。

しかし、想像以上に絵がきれいでびっくりしました。

「版画」というなんとなく美術できいたことがあるような気がする絵が展示されていたのですが、
色合いがくっきりとしておりとても綺麗で見入ってしまいました。

また、版画の絵が完成するまでの過程を示した展示もあり、
それにより何工程もの過程を経て1枚の絵が完成されていることにびっくりしました。

感想

生でみることで写真ではわからない迫力や雰囲気が伝わる

博物館に行く魅力の1つに「迫力」や「雰囲気」が感じられることがあるとわかりました。
金剛力士像を一目見た時の圧倒された感じは忘れられません。

写真では正面しか見ることができない

博物館に行き気づいたこととして、博物館では正面だけでなく横や後ろ側から展示物を見ることが可能ということです。

教科書に掲載されている写真は、正面で撮られているものばかりです。
しかし、博物館では展示ケースの後ろ側までいけるところが多く、彫刻や土偶を後ろから眺めることができました。

あたりまえですが、正面だけでなく後ろ側も手の込んだ作りがされており、
これは博物館に行かないと気づけないことの1つだと思いました。

本館・平成館・東洋館だけでも5時間かかる!

行く前は3時間ほどで見終わると思っていたのですが、
蓋をあけてみると5時間もかかっていました。

しかも私は特別展示にはいっておらず、尚且つ庭園や法隆寺宝物館なども見れていません。
それでも、帰りはとても疲れていました。

そのため、手荷物が多い人は駅または館内にもロッカーがあるため、そこに預けることを強くおすすめします。

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